【㈲可児設備 社長の週末日記vol116】選挙イヤー
選挙イヤー
世界的な選挙イヤーの年ですが、各地で信じられないような自体が起きています。
イギリスでは14年ぶりに政権交代が起きました。
同じ日にイランでは5月にヘリコプター事故で亡くなった、ライシ前大統領の後任選挙でした。
ライシ氏の弔い合戦と言われましたが、何と勝利したのは野党候補でした。
そしてフランスでは、6月の欧州議会選挙で野党極右政党が大躍進。
追い込まれたマクロン大統領は、パリオリンピックを控えているにもかかわらず、起死回生の議会下院の総選挙に出ました。
しかし大幅に議席数を減らしてしまいました。
3つの選挙で共通するのは、自国ファーストを考える政党が人気を集めていることです。
特にヨーロッパでは不法移民が大問題になっています。
移民が安い給与で働くため、自国民の給料があがりません。
また治安も悪くなります。
よってグローバリズムより、自国第一主義の政党が人気を集めるようになりました。
その象徴のような人がドナルド・トランプ氏です。
銃撃の中、こぶしを築き上げる姿は強いアメリカの象徴のようです。
しかし関税を上げ、自国の産業を守るということは物価が上がります。
低所得者はたいへん苦しくなります。
お金とは人間でいうと血液にあたります。
血液が自国で止まるということは、グローバルな経済活動に大ダメージを与えるということです。
どこかで折り合いをつけ、より良い世界にしたいですね。
それでは来週も皆さまが笑顔で健康に過ごせますように。
可児修司
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