【㈲可児設備 社長の週末日記vol63】政策金利
政策金利
いよいよ世界のインフレ対策の転機が近づいています。
新興国のベトナム、チリ、フィリピンなどでは政策金利の引き下げがはじまりました。
また米欧では、今秋の利上げ打ち止め観測が強まっています。
7月27日のNYダウは13営業日連続で上昇し、1987年1月以来36年半ぶりの連騰記録となりアメリカの経済の底堅さを示しました。
その為、アメリカの金利引き下げは2024年以降になると思われます。
アメリカでは特にAI関連の株価が好調です。
マイクロソフトは検索エンジンに、ChatGPTと融合したAIを搭載した新バージョンをローンチしました。
またインテル等、AI半導体メーカーの株価も好調です。
ただアメリカの製造業の景気は下がっております。
物価高の影響もありますが、半導体等部品が入らないためかなりの在庫を増やしました。
しかし半導体がが入るようになって在庫を減少させるためと思われます。
しかし中国の景気がなかなか回復しません。
特に不動産が不振です。
それ以上に深刻なのか、中国の若者の就職率です。
大卒の就職率はなんと29%と言われ、これからの中国経済に心配の声が上がっています。
まだウクライナでの戦争は終わりそうにありません。
どうにか世界経済はコロナ後のソフトランディングしていってほしいものです。
それでは来週も皆さまが笑顔で健康に過ごせますように。
可児修司
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