iPadは売れるのか?

iPadいよいよ発売されます。果たして電子書籍は売れるんでしょうか?

 

僕も本が大好きで月に10冊から20冊は読みますが、本が売れる条件は字が読めることだけです。

 

日本人の98%が字が読めますから、このハードルととても低いと言えます。

 

しかし電子書籍になるとiPadやアマゾンのキンドルを持っている、そしてPCを操作できると言うハードルが高くなります。

 

ですから最初はすごく話題になって一部では熱狂されても、意外に電子書籍は売れないと思います。

 

まずハリーポッターや1Q84のような売れ方はしないでしょう。

 

日本人はクレジットカードを使うのも恐いと言う人がいるほどの国なので、なかなか浸透しづらいような気もします。

 

最近知り合いがキャッシュカードを持っていて懐かしかったです。10年ぶりくらいに見たかな。

 

では電子書籍が売れるにはどういう方向になるのでしょうか?マーケティング思考で仮設してみたいと思います。

 

まず収納が困らない、これが一番大きいでしょう。

 

僕も建設業をしていて思いますが、ここ10年で物があふれ、家の収納スペースは倍くらい必要になったのではないでしょうか?

 

そういう意味では電子書籍はとても助かります。

 

また僕のように活字中毒で旅行が好きな人種は、海外旅行中に本を読み尽くすととても困ります。

 

お正月にサイパンに行った時も4冊の小説を持っていきましたが、読みきってしまい、仕方がないのでもう一度読み返しました。

 

そんな時は簡単にダウンロードできる電子書籍は便利です。

 

そして電子書籍として最も売れるジャンルは間違いなく漫画です。

 

今からドラゴンボール全巻そろえたいですか?スラムダンクをもう一度読み返したくないですか?

 

でも収納も値段も安い電子書籍なら買うと思います。

 

僕もワンピース全57巻、ナルト全51巻を買いたいですがとても勇気がありません。

 

でも電子書籍ならまず買うな。

 

こうなってくると、書店、印刷屋、そしてまんが喫茶は大きな打撃を受けると思います。

 

でもこれが時代の流れでしょ。

 

それにしても最近の読書事情はとても便利です。

 

僕が大学時代は月に2万円程度本題に費やしてましたが、絶版でほしい本を探してブックオフを回ったものです。

 

でも今ならアマゾンで一発で買えますもんね。今は買う本の9割がアマゾンです。

 

最終的には携帯を脳みそに埋め込む時代が来るでしょう。ダウロードで知識が身につく時代が来るでしょう。

 

ますますカツマーが増えそうですね。