名城大学応援団吹奏楽部定期演奏会

名城大学応援団吹奏楽部第30回記念定期演奏会に行ってきました。

今回は第30回記念講演ということでOB、OGとの合同演奏会。

僕は部長をしてたけど、名城大学を卒業してから7年、一度も演奏会にいってないし、部活にも顔を出していなかった。

やっぱりOBが頻繁に顔を出すのはいいうわさを聞いたことが無いし、過去の栄光にすがって生きるより新しい事を初めて前に進みたかったから。

ちなみに加茂高校でも吹奏楽部の部長をしてたけど、卒業してから一度も顔を出していないし、定期演奏会も見に行ってない。これは僕のポリシー。

どうして今回行ったかというと、在校生に指揮の亀山先生に花束贈呈をしてほしいといわれたから。

僕が部長をしてた時、前部長と当時の指揮者がやりたいほうだい暴走して、みんな辞めていって部員数は17人だった。

20人近くいた同期は確か5人くらいしか残っていなかったと思う。

歴代の先輩達が残してくれた貯金は全部使い切ってしまい、しかもみんなやる気を無くしていて、人はいない、金は無い、やる気は無いと本当に何もなかった。

僕はまず新しい先生を呼ぼうと思い、楽器屋さんに名古屋フィルハーモニー管弦楽団のチューバ奏者の亀山先生を紹介していただいた。

「ギャラはそれほど出せないんですけど、引き受けていただけないですか?」
「いいよ。俺は下手なバンドを探してたんだ。」

涙が出た。

大学時代は、吹奏学部のみんなでいろいろやった。

学際でたこ焼き屋をやって、途中でたこが無くなって、たこ無しでたこ焼きを売り続けたこと。

夜遅く後輩の家の前で、突然みんなで演奏会を開き逃げ去ったこと。

花見で酔いつぶれたやつを寝袋に入れて、公園のベンチに放置して、警察に
「公園に死体があります。」
と電話したこと。

名城大学前のモスバーガーに
「もすもす?」
と電話したこと。

今思えばいい思い出。

今日の花束贈呈は亀山先生には知らされてなかった。

僕は大学卒業後、一度も亀山先生にお会いしたことが無い。突然のサプライズ!!

後輩達よ、いい企画をありがとう!!

ステージの上で亀山先生がびっくりしてた。

涙が出た。

現在名城大学応援団吹奏楽部は40名を越え見事復活。

演奏のレベルも僕らの頃よりはぜんぜんよくなってる。

後輩達よ、君達は僕の誇りです!!