憂鬱でなければ仕事じゃない
幻冬舎代表取締役見城徹、サイバーエージェント藤田晋著「憂鬱でなければ仕事じゃない」
見城さんに見習って週3回ジムに行くようになりました。
小さなことにくよくよしろ。顰蹙は買ってでもしろ。
自分を他者に向けてアピールしたい気持ち、これが仕事の原動力になるのは、いうまでもない。いろいろな世界で頭角を現してくる人を見ていると、誰も自己顕示欲が強い。
しかし、それだけではいけない。一方で、同じ分量の自己嫌悪が必要だ。
魅力ある人間においては、必ず、自己顕示と自己嫌悪が、双子のようにつながっている。その二つを揺れ動くからこそ、人としての幅が生まれ、それが他人から見ると、魅力に映る。目に見えなくても、心が運動すると、そこに風が起こり熱が発生する。それがその人のオーラなのだ。
そういう人には、多くの人が惹かれるし、また、付いてゆくものだ。
逆に、二極を持たないに、つまり、自己顕示欲だけの人間など、単なるいやな奴にすぎない。いやな奴など、誰も付き合いたいとは思わない。
ビジネスは辛くて苦しい。しかしそれは正しいということだ。
前例がない極端なものを打ち出すのはもちろん苦しい。ヒットは出すのも地獄、出した後も地獄ということだ。しかし、それは正しいということだ。