生き残るための密着戦略

僕が代表を務める異業種交流会ビジネスネット中仙道の「生き残るための地域密着戦略セミナー」が終了しました。

 

おかげさまで50名近い方に来ていただき、とても好評でした。

 

右肩上がりの経済を支えていたのは何か?それは終身雇用と年功序列です。

 

来月必ず給料をもらえるから、数年後には確実に給料が上がるから人はローンを組んで家や車を買います。

 

企業は社員を守るという建て前で終身雇用と年功序列を行っていましたが、実際は社員を守るためではなく、会社の製品を買わせる為でしかありません。

 

しかし現在、物はあふれています。企業は物を買わない社員を守る必要がなくなりました。

 

だから給料は増えないし、リストラも平気で起きます。これが右肩上がりの経済のからくりです。

 

しかも現在は少子高齢化、人口減少。ですからビジネスモデルが大きく変わる時代です。

 

今までは新規顧客で売り上げを維持していたのが、少子高齢化、人口減少の時代は離脱顧客を防ぐことで売り上げを確保しなくてはなりません。

 

新規顧客中心の狩猟型経営から、OB客を守る農耕型経営に変えなくてはなりません。

 

そのとき生きてくるのが地域密着経営です。

 

また終身雇用と年功序列で安心して買っていた顧客に、今度は地元の業者として安心して買っていただく。

 

だから地域密着経営が必要ですと冒頭僕がお話させていただきました。

 

今回はこのスペシャリストのお二人に講演していただきました。

 

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ランチェスターマネージメント(株)河辺よしろうさん。河辺さんには毎月ランチェスター経営実践会で多くのことを教えていただいてます。

 

ランチェスター経営というとよく一点突破一点集中とバカの一つ覚えのように言われます。

 

特に現場を知らないコンサルタントにはこういう人が多いです。

 

しかしランチェスターの前にまずマーケティング。そのビジネスモデルでちゃんと利益が出せるか計算しなくてはいけません。

 

いける時は愚直にランチェスターです。そしてそれを教えることのできない数少ないランチェスターコンサルタントが河辺さんです。

 

最近本を出されました。「小さな会社が利益3倍!10倍!逆転の法則 行き詰まりを打開する新ランチェスター NO.1経営

 

ちなみに事例として弊社も出てます!

 

 

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そしてもう一人が、この地域に6店舗の葬儀場を展開する(株)のうひ葬祭の鈴木哲馬さん。

 

まさに地域密着戦略をしてみえる代表者で、とても実践的な話しが聞けました。

 

特に家族でやっていた家業から、現在の規模になる企業になるまでの紆余曲折の話。

 

また将来の為に緊急ではないけど重要なことをやり続けるのが経営者の仕事とおっしゃっていたのが心に残りました。